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カットの哲学

こんにちは。a unic..代表の高橋です。

以前にブログにも書いた美容師、デザイナーとして敬愛する

故、植村隆弘氏のカットに関する本を読んだ時にカットに対する

パラダイムシフトが起こりました。

今まではカットは線で作るという認識が強かったのですが、

植村氏のワンレングスのカット技術の説明で点と点が繋がっていって

線になるという説明があった時、そんな当たり前のことが

今までなんで気づかなかったのかとハッとしました。

なぜ点で考えなければならないか。

頭はどの部分をとっても直線で出来ているパーツはありません。

なので厳密には直線では切れないのです。

僕は基本的にセニングシザー(すきばさみ)を使いません。

なぜかというと毛流やクセや骨格を考えると、どうしても

はさみを使ってピッチ(細かく穴を作って間引くいていくこと)でこれら

を見ながら切ることが、乾かして形になりやすく、再現性

がしやすい切り方だと考えているからです。

ちょっと言葉で説明するのは難しいですが、セニングシザーは直線なので

どしても必要の無いところを空いてしまったり、

細かい調整をするのに返って難しくなったりします。

ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、、、^^;

今日はそんなことを考えてカットしているというお話でした。


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